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グルメな掲示板 過去ログ

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尚、Sivajiの簡単なグルメコメントはこちらの、SINFONIA世界代表のエピキュリアン誌にも、書いていることがあります。





画像タイトル:ロオジエ メニューとワインエチケット -(278 KB)

東京レストラン紀行 その2 名前: Sivaji [2005/07/14,23:50:46] No.27
 二日目は二日酔いながら所用を済ませ、昼はそばを。

4)永坂更科

 麻布十番にある永坂更科と言うところへ。
 天生粉打の大盛を食べました。太目のしっかりした麺で、ひきぐるみかなと思える麺でした。
 そばつゆは、甘口と辛口の二種類が用意されていて、それをブレンドして食べました。さすがにそばは東京だなと思わせる品で、
満足でした。ただし料金は少し高め。一人前 \2060 でした。


この日は夜が一大イベントなので、先にホテルに入り一休み。
その後、スポンサーとともに今回のメインイベントへ。

5)ロオジエ

 ロオジエ。どれほどここに来たかったか。もう15年以上前に、まだここが資生堂パーラーの上にあったときに伺いました。
 その時もすばらしかったのですが、ロケーションが代わり、すこぶる良い評価を聞いていたこともあり、
東京に行く時は是非にと思っていましたが、今回、シェフのジャック・ボリーさんがシェフから退き、資生堂のエグゼクティブ・シェフとして、資生堂パーラーの方などの総指揮をされるとかで、ボリー氏の料理を味わえるのは今回が最後ということもあり、2週間前から予約を入れていました。
 残念ながらボリー氏ご自身はすでに厨房にはおられないとのことでしたが、メニューはボリー氏のメニュー。

 エントランスではディレクトールのフランス人の方顔で迎えくださり二階のメインダイニングへ。
 日本のレストランとは違った雰囲気で、パリの高級レストランが思い出されました。
 まずは食前酒もかねて、ボランジェのNVを。
 力強いボランジェを楽しみながら、アミューズとしてニンジンのピュレとクレームフェッテ、そして塩味のするチョコレートスティックをいただきました。アミューズからして非凡。
 前菜はジャガイモのガレットでくるんでポワレしたソモン・フュメ。ジャガイモでくるまれての優しい火入れでソモンフュメは暖められる程度で、トマトのピュレや、いくら入りのクレームと交互にソースを変えて食べてみましたが、両者ともすばらしいマッチング。ひさしぶりのグランメゾンの食事のスタートはこの夜が忘れられない一夜になるであろうことを予感させてくれるに十分でした。

 次いでポワソン。
 オマール海老のフリカッセ、コライユ・ソース、根セロリのピュレ添え。
 いわゆるソースアメリケーヌ的なソースがかかったオマールです。自分でも良く似たものを作りますが、手の掛けようが違います。
 オマールは軽くポワレしてあるのですが、オレンジピールをまぶしてポワレしてあるので食管と、その香りがオマール自体の甘みを引き立て、一本芯を入れています。根セロリのピュレも絶妙で、今まで食べたオマール料理の中でもベスト3に入ります。
 合わせたワインは Alain Coche-Bizouard (アラン・コシュビゾーかな?)のムルソー・1erCre・グーテドール 2000。
 かのジャン・フランソワ・コシュデュリのいとこだそうで、コシュデュリの雰囲気がありました。一本芯があるムルソーで、どちらかといえばピュリニーを思わせる味わい。これが¥9800!!とグランメゾンとは思えない良心的な値段で、ちょっと信じられませんでした。
 もちろん、料理との相性も抜群でした。

 そしてメイン。コースメニューでは牛肉でしたが、それでは面白みが無いので鴨に変えてもらいました。
 シャラン産仔鴨の胸肉とフォワグラの岩塩パイ包み焼き、フォン・ド・ヴォのソースです。
 岩塩を練りこまれたパイで鴨の胸肉とフォワグラを包み蒸し焼きにされているのですが、鴨肉とフォワグラの比が、1:1 で驚きました。
 優しく火入れがされたかも肉は柔らかくとろけるようなフォワグラともばっちりで、膜が張るほど濃縮されたフォンがうまみのベースとなり料理に深みを与えています。鴨料理の中で、間違いなく今までで最高の料理でした。
 あわせたのはクロ・ド・タール89。
 フランボワーズ的な香りと、すこしケモノがかった香りが出始めており、官能的ですらありました。
 おととしに飲んだ、アンリ・ジャイエのクロ・パラントゥに負けない、また飲むごろという点ではこちらの方がベストといえるもので、
料理とも見事な相性があり、至福の一言に尽きます。
 
 コースではここまでなのですが、どうしてもボリー氏のスペシャリテ、ピエ・ド・コションを食べたかったので注文しました。
 実はコース注文時にオーダーしたのですが、量が多いから食べきれないといわれ諦めたのですが、健啖家の私とエディーさんがいるので全く問題は無く、注文しました。
 ピエ・ド・コション”ファルシのブレゼ セージの香り。
 ピエ・ド・コションとは子豚の足。豚足です。それに詰め物をし網脂で被いココット焼きにしたものです。
 濃厚極まりなく、ビストロの素材であるピエ・ド・コションをここまでのオート・キュイジーヌに仕上げるボリー氏の力量に改めてシャポーです。
 追加注文して本当に良かったです。

 フロマージュを残ったワインと頂き、アバンデセールの後のワゴンデセールの前にめずらしくデセールワインを頼みました。
 スポンサーにはイケム89。私はアルザスのリースリングのセレクション・グラン・ノブルを。エディーさんはゲヴュルツトラミネールのセレクション・グラン・ノブルを。
 違ったタイプの貴腐ワインですが両者ともすばらしく、これほどの豪華な食事の後には最適なものでした。
 食事の最後を飾るデザートもまた、グランメゾンならではのもので、ワゴンから4つくらいを頼み美味しくいただきました。

 サービスは最初はギャルソンがたくさんいて、少し見られているような感じでしたが、満席になるとそんな感じも無く、
特にソムリエの方のサービスは特筆すべきで、本当に楽しい一夜でした。
 最後には写真も撮っていただき、全てにおいて、日本有数のグランメゾンではないかと私は思います。
 後任のシェフにも、この良きロオジエを維持して行ってもらいたいです。


6) ル・コネスール・六本木

  シガーバーで有名なル・コネースールに食事の後うかがいました。
  少し場所を探すのに歩いて扱ったので、最初はシャンパンを。
  その後、これだけの豪華な夜にふさわしいシガーをと思い、トリニダ・フンダドレスをいただきました。
 まずはヴィンテージ・ポルトではじめ、ゆっくりと時間をかけてトリニダを味わいました。
  今までの吸ったことのあるシガーは、オガクズ的な乾いた味わい(コイーバ・エスプレンディドスなど)、
 青い草のような味わい(モンテクリスト・エスペシアルNo1の最初の方)、
 コクのあるtyコレートのような甘い味わい(ロミオ・イ・フリエタ、チャーチルスなど)、
 深みのある土のような味わい(ボリバー・コロナス・ヒガンテス)、
 そして酸味がありスパイス的な味わい(H・アップマン・ペティ・コロナス)のどれかだったのですが、
 このシガーはクリームのようで全く違った感じがしました。陶酔するというところまでは行きませんが、
 ゆったりと楽しむことのシガーです。
  問題は少し細いので、煙の量が少ないのですこし吸い込みにくいのと、値段の高さ(\4000)でしょうか。
 
  ポルトのあとはペドロ・ヒメネスの甘口シェリーをいただきました。
  シガーの量はさすがでしたが、酒の種類が少し少ないところといささか高額なのがマイナス点でした。
 特にシガーにあわせるために、ラム、リキュールなどの品揃えを増やして欲しいのと、ポルトなどは45ml ではなく、
 ワインと同じようにグラスにそれなりに注いでもらいたいです。(京都のK6などは、そうしてくれます。)

  とは言え、サービスもよいし雰囲気もなかなかのものでしたので十分合格点を挙げられます。

  次に来た時は、是非、今は無きバー・ロオジエのチーフバーテンダー上田さんが独立されたバー、「テンダー」に行ってみたいですね。


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