葉巻(シガー)の種類


略号について。

  1. 大きさ・・・ビトラ(規格)の番号と一致してます。クリックすると、ビトラの説明が出ます。
  2. 評価・・・文献の評価です、詳細は以下。
    • 5・・葉巻の世界の頂点に君臨する偉大な葉巻。
    • 4・・愛好家も十分満足できるお勧めの葉巻。
    • 3・・間違いないであろう優れた葉巻。
    • 2・・好きか嫌いか、意見が分かれる葉巻。
    • 1・・手軽に楽しめる葉巻。
  3. 私の評価・・私が個人的に評価したものです。
    • S〜G で評価してます。S が最高の評価で順にA、B・・・Gとなります。
    • +、−。同じ S の中でもより上位だと思うものに「+」を、少し落ちるかなというものに「−」を付けています。
      必ず、「+」又は「−」を付けています。
      なお、S+ 以上の評価として☆を、作りました。(後日評価対象が増えれば、中間として符号を付けていないものを作るかもしれません。)
    • * マークのついているものは、初心者向けだと思うものです。

注意事項

  文献の評価は、いくつかの本と葉巻販売店等で調べたものであり、私の感想ではありません。それ故、評価や味わいの感想が分かれている場合は、両方書いています。 (下線部分が、違うと思えるところです。)
その上で、私が吸った物に関しては、どちらの評価に近いか意見を記しています。

  なお、葉巻は嗜好品ですので、味や香りの感想は人それぞれで、表現方法や、好みにより変わりますので、ここで評価が低い葉巻が、即、悪い葉巻ということではありません。また、規格についても多少の誤差があり、確実に規格に当てはまらないものには?を、”これではないかな”という物には規格+?としています。

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[1] コイーバ

  キューバのカストロ議長が愛用していることで知られているこのメーカーは、後述する、モンテクリスト、ダビドフと並んで、3大葉巻メーカーと言えるのではないかと思えるほど、人気、価格とも高いものが多い。尚、コイーバの名は、コロンブスに発見された先住民が吸っていた植物名に由来している。
  キューバ革命の後に登場してきたコイーバ(誕生は1968年)は、長い間、流通することなく、キューバの国家の国賓のための葉巻として扱われていた。流通が始まったのは、ここ20年で、1982年のワールドカップ・スペイン大会をきっかけに、ヨーロッパで流通するようになった。
  これほど、キューバのイメージが強いコイーバであるが、アメリカは、キューバとの国交を断絶しており、アメリカで売れないためか、ドミニカ産のコイーバも最近は見かけるようになった。
  クリスタル・コロナが、そうであると思われる。
  と、思っていたら、先日、シガーの講習会で質問したところ、これは、偽者だといわれ、ショックを受けました。ドミニカ産の、コイーバは、存在しないということです。(偽者はありますが。)確かに、リングシールも、違っていました。
  少しショックですね、まがい物を許しているドミニカ政府に不信感を覚えます。

葉巻名 大きさ 値段 評価 文献からのコメント 感想
エスプレンディドス A3 \3900   長い熟成によって得られる、多様な複雑性のある葉巻。
  強力で、ウッディ。アロマも重くなく、疲れることも少ない。風味が豊かで喫煙中を通じて、一定のまろやかさがある。バランスの取れた葉巻。
  、ただし、この葉巻は要求度が高く、初心者には向かない。
  10年ほど前に、まだそれほど、葉巻の経験がない時に、パリのアンフィクレスというレストランで「一番いい葉巻を」と言ったところ、これを勧められた。
ただ、その時に、「この葉巻に合うコニャックを」と、お願いしたところ、レミーマルタン・ルイ]V世を、大きなコニャック用のグラスになみなみと注いでくれ、これがおいしくて、葉巻の味は、覚えていません。
  ただ、いくら、若かったからとはいえ、それほど、葉巻の経験を積んでいなかった頃に無難に吸えたので、それほど体力のいる葉巻ではなかったのかもしれません。
  もう一度、吸ってみたい葉巻です。
先日購入しました。
私のお勧め度はS-。もう一回吸えばS+になるでしょう。
ロブストス A8 \3000   大量の風味が詰まっていて、アロマの爆弾のような葉巻。
  葉巻愛好家には楽にコントロールできるサイズ。
  フルーティーで蜂蜜的な、豊かな風味があり、吸いやすい。荒々しさもなく、初めから、終わりまで苦労せずに楽しめる。
  ただし、太さが太いため、吸い込みすぎると、大量の煙が入ってくる点に注意しなくてはならない。

  この葉巻は、6年ほど前に吸ったことがあります。大変、印象深く、蜂蜜のような味わいは、確かにありましたね。
  疲れもせず、吸い込みすぎないようにすれば、わずかな経験で、おいしく吸える葉巻だと思います。
  つい先日、久しぶりに吸いましたが、相変わらず、おいしい葉巻です。印象は殆ど変わりませんでした。(多少、昔より経験をつんだためか、楽に吸えましたが。)私のお勧め度は、S+
ランセロス C1 \2900   花を思わせる香り、優美な味わいがあり、風味が一貫している。
  アロマチックで、やわらかいものの強力で、燃焼は軽く、平均している。
  セロハンにまかれているため、葉巻の熟成は遅くなるが、携帯用には向いている。
  万人に好まれるものではない。
  まだ吸ったことありません。
コロナ・エスペシアレス C3 \2500   程よいエレガントなサイズだが、太目が好きな人には物足りないかも。
  フルーティーで蜂蜜的で、ウッディーな風味。
  まだ吸ったことありません。
エスキシトス C4 \1700   ピリッとするスパイシーな味わいで、このサイズにすれば濃厚な風味がある。きわめてアロマティックで、やや蜂蜜を感じる。
  きついというより強い感じがする。燃焼は早いため、口の中が高温に保たれてしまい、微妙さが、かなり、減退してしまう。
  まだ吸ったことありません。
パネテラス C7 \1400   サイズが小さいため、少し辛く感じ、最後の方で荒くなる。
コーヒーに良く合うシガーである。
  風味はスパイシーで、攻撃的。炎熟成にはかけるが、アロマは充実している。
  小型だが、風味が突出しているので、初心者には向かない
  まだ吸ったことありません。
シグロT B8 \1500   マイルドな味わいのすばらしいペルラ葉巻の傑作。短いので、初心者にも吸いやすい。
  初心者向けのコイーバ。
  贅沢な食事の後でも、おいしく吸える葉巻。
  少し飲みすぎたり、食べ過ぎたりした後には、体力がなくなっているので、お勧め。
  先日、Ch・マルゴー1979 を飲んだ後、デザートを食べ過ぎた後に、これを吸いましたが、十分に満足できる味でした。
  私の評価は*C-
シグロU B5 \2100   少し木の香りがする。ペティ・コロナサイズの最高級品。
  ペティコロナサイズで、ランチの後にでも吸える。音楽でも聴きながら、ゆっくり寛げる葉巻。
(日本人にそんな余裕はないと思うが。)
  まだ吸ったことありません。
  本日購入しました。
シグロV B3 \2400   昔のハバナシガーを彷彿とさせる一品で、 シグロシリーズの中でもっともバランスのとれた一品。
  どんな時にでも適応する葉巻。
  まだ吸ったことありません。
シグロW A5 \2600   甘みが強く、ラム酒に似た味がする。
   グランコロナサイズは愛好家に好まれるサイズだが、この葉巻は初心者にも向いている。
  アフターディナーにどうぞ。
  はじめは少し辛味を感じる。本に書かれているような甘味は感じなかった。
  オガクズのような香りはこのメーカー全般に感じるところだが、特に強く感じた。総じてバランスは良い。
私の評価はB-
シグロX B1 \3200   湿った土のような香りがする、やわらかい味わいの葉巻。
アフターディナー向き。
  人と半分ずつ吸ったので完全な評価は出来ない。しかしながらシグロWよりは土の香りを感じた。それでもオガクズのほうをより強く感じる。
  総じてバランスは良い。もう一度きちんと吸って評価したい
シグロY ?? \3600 ?   本に載っていません。   素晴らしくかっこいいテュボス入りの物があります。ただ、テュボス入りはあまり無いようです。(テュボス無しは見かけます。)
  素晴らしくバランスがよい。エスプレンディトスと同じような乾いた木屑のような香り、少しドライに感じる部分もあるが、上品で、パンチはそれほど無いものの、吸い心地は快適で、満足感を与えてくれる素晴らしいシガーです。
  私の評価は*S+
クリスタル・コロナ ? ???   掲載されておりません。sivajiが吸ったことがあるので、ここに挙げてみました。
  コイーバと銘打っていますが、偽者で、リングシールも、キャビネットもまったく違います。
アメリカ圏で見かけるコイーバは全て、この偽者です。アメリカ圏にはキューバ産の葉巻はありません。
  ドミニカ産の物のみだと思われる。キューバ産のコロナサイズと、吸い比べたことがないので、評価できないが、十分、甘くて、おいしい葉巻である。
  ダビドフ No.2に比べると、コクがあり、甘く、深い。、ロメオ・イ・フリエタのペティ・コロナスに比べると、重く、重厚な感じがする。
初心者が楽しむには、少し重いかもしれない。
  コイーバの最初にも書きましたが、ドミニカ産は偽者だそうです。ただ、コイーバと言われても、ドミニカ産だから、こんな感じといわれれば納得できる味であることに変わりはないです。別に、この名前をつけなくとも評価できるシガーだと思います。
  ですから、私の評価は変わりません。十分に楽しめるシガーだと思います。


  と、思っていたのですが、先日吸ったものは、今ひとつ期待はずれの味。コクが無く、苦味を少し感じました。それゆえ、評価を下げます。

  私の評価は、D-。

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[2] ダビドフ

  ジーノ・ダビドフ。欧州を始めとする、世界中の葉巻界を盛況に導いた男。
彼は、このけたはずれの製品を宣伝し、その結果、葉巻界に非常に貢献したといえる。
  今日のダビドフ系列は、多種多様な種類をもち、幅広い選択が出来る。ダビドフは、どれも高度な技術を駆使して作られ、つねに高品質の商品を供給することで、世界中から高い評価を受けているブランドの一つである。”シガーのロールスロイス”ともいわれる究極のシガーブランドで、まさに創業者のジーノダビドフが生涯を賭けて作り上げた、傑作シガーと言えよう。
  その豊かな香りとコクのある味わいは世界中の葉巻愛好家を魅了しつづけている。
  ただ、残念なことに、1991年より、キューバ産の生産をやめ、工場をドミニカに移した。
  そして、トリパカポーテにはドミニカ産を、カパにはアメリカの葉を使っている。その結果、キューバ時代のものに比べ、軽くなった。
  総じて、コイーバのように、強烈なインパクトを与えるよりも、全てにおいて、安定した安心して吸える葉巻であると、sivajiは思います。
  例えるなら、コイーバはブルゴーニュ、類まれなる、芳香と、強烈なインパクトで、喫煙者を魅了する。
変わってダビドフは、ボルドーですね。常にバランスの良いブレンド。多種多様な種類。安心して選べる安定感。すばらしい葉巻だと思います。
  尚、ダビドフは、ドミニカ産なためか、ビトラ(規格)が不明なものが多くなっています。わかるもののみ書いておきます。

葉巻名 大きさ 値段 評価 コメント 感想
No.1 ? \2500 4   非常にマイルドで、エレガントな香りと、ナッツのような味わいのする葉巻。アロマはウッディーで、軽くスパイスを感じる。
  洗練されたスタイリッシュな印象。
  一度吸ったことがあるような、ないような、記憶にございません。
No.2 ? \2100 4   ダビドフのベストセラーを誇る葉巻。
  木の香りとかすかに花の香りも感じられるマイルドで軽い味わい。どのようなシチュエーションにもマッチするお勧めの一品。
  「葉巻遍歴の旅はダビドフ No.2 に始まり、ダビドフ No.2 に終わる。」と言われるほど、吸いやすい。
  始めの3分の2はやわらかく、蜂蜜的で、花のような風味で吸いやすい。終わりごろになって、よりスパイス的になってくる。
  アロマは慎重で近づきやすい。全体として丸みにかけるが、終わった時にさらに何かを期待させるものがある。カパの美しさは芸術的ですらある。
  シガリロを除くと、sivajiが一番良く吸っている葉巻でしょう。
出会いは、15年も前になりますか。
(オイオイ、20才前じゃないか、違法だって言うの。)
  サイズ的には、コロナサイズに近いと思います。サイズは違いますが、コイーバのロブストス、ロメオ・イ・フリエタのペティ・コロナスと3 種類吸った中では、一番辛いですね。
  他の2種が、ブルゴーニュのシャルドネ(コイーバがコルトン・シャルルマーニュかモンラッシェないしは、シュバリエか、バタール・モンラッシェ。ロメオは、マコン・ヴィレやプィィ・フィッセ。)に対して、ダビドフはクーレ・ド・セラン。(鋭角的で、シャルドネほど重くないのに、深みがあるところが似ていると思います。)
  3者とも、すばらしい葉巻であることには違いありません。
  私の評価は、B-。
No.3 ? \1200 2 小さくてエレガントなNo.3は軽くて吸いやすいサイズ。初めて葉巻を吸われる方や女性向の一品。   これも、よく吸いますね。少し、飲みすぎたり食べ過ぎたり、逆に、今日はとことん行くぞって時の最初の1本ですね。
確かに軽くて、サイズもそんなに大きくなくて、初心者にお勧めです。財布的にも許せる額だし。
  ただし、値段的に考えるとハバナのペティー・コロナスサイズが買える値段なので、私ならそちらを買います。
  私の評価は、*E+
アンバサドリス ? \1100 ?   小さいサイズの葉巻。そのせいで、辛く感じる。
  あまり時間がないときや、コーヒーなどと吸うべき。
  まだ吸ったことありません。
No.2 テュボス ? \2200 3   携帯性と保存時の葉巻の呼吸と言う、相反する問題をクリアしたチューブ入りのNo.2。
優れたアルミチューブ入りで、保存する時にはチューブ(テュボス)を開き、形態時には閉じるようになっている。
  中身は No.2 なのに、評価が4から3になっているのは、テュボス入りのせいかもしれません。どうもこれに入っていると、販売されるまでに葉巻が呼吸できなくなり、品質的に乾燥する傾向にあるようです。
  ただし、保管状況が悪い店の場合、こちらのほうが安全かもしれません。
1000 ? \1200 2   香りはマイルドで口当たりも軽いので、ディナーの前のアペリティフと一緒に楽しめる葉巻。
フラットな味わい。
  「アペリティフ前に」とありますが、お勧めしません。
いくら軽いと言っても、葉巻の風味は強いものですので、この後に飲むワインのことを考えてやると、正直、吸う気は致しません。
  せっかくの食事とワインが台無しになってしまいます。
  シガーは、後でゆっくり、コニャックとでも楽しめばよいのですから。
  まだ吸ったことありません。
2000 ? \1600 3   マイルドな風味は木の実のよう。 マイルドかつソフトな味わいはナッツとクリームの風味を持つ初心者でも安心して吸えるシガー。
  1日のどの時間帯でも吸える葉巻。
  まだ吸ったことありません。
3000 ? \1800 3   ダビドフのマイルドで上品な味わいが楽しめる。ただし、敬遠されやすいらしい。細さのせいかもしれない。   まだ吸ったことありません。
4000 ? ¥2300 3   時間のあるときに吸うべき本格サイズ   まだ吸ったことありません。
5000 ? ¥2400 4   愛好家が最も好むサイズ。充実した香りと味わいで、バランスが良い。新鮮な感じで始まり、徐々にウッディーになる。
  非常に豊かな葉巻。
  まだ吸ったことありません。
グランクリュ No.1 ? \2300 4   ソフトな蜂蜜の後味が特徴の芳醇なシガー。吸い始めはゆっくりと、そして徐々にそのまろやかで豊かな味わいをお楽しめる、余韻の長いシガー。   まだ吸ったことありません。
グランクリュ No.2 ? \2000 4   グランクリュNo.1と並んでまろやかな味わいであるが、サイズが小さくなっているのに香りは濃厚になり、最後のほんのりとした木の香りが特徴の葉巻。
  愛好家であれば、午後のゆっくりとした時間に、リラックスして楽しめる葉巻である
  まだ吸ったことありません。
グランクリュ No.3 ? \1700 3   こちらもまた人気のシガー。そのサイズと甘い後味は昼食後や午後のゆっくりとしたひとときによく合います。   まだ吸ったことありません。
グランクリュ No.4 ? ? 3   アフターランチに調度良いサイズ。   まだ吸ったことありません。
グランクリュ No.5 ? \1500 3   長さは短いが太さがあるので、愛好家でも満足できるサイズ。   まだ吸ったことありません。コイーバのシグロTと似たような感じかもしれません。
アニベルサリオ
 No.1
? ? 4   非常にやわらかい味わいと、穏やかな香り。
  最初は、まるで空気を吸っているだけに感じるが、徐々に本性を現し、後半では風味は爆発して喫煙者をしびれさせる。
大きさが非現実的。
  まだ吸ったことありません。
  ただ、記事を読んでいると、モンテクリストのAと同じような感じかもしれません。
アニベルサリオ
 No.1 テュボ
? ? 4 テュボス(チューブ)入りのアニベルサリオ。   まだ吸ったことありません。
アニベルサリオ
 No.2
A3 \4200 4   アニベルサリオの本格的な味わいを、より現実的なフリエタサイズ(チャーチルサイズ)で楽しめる。
  このサイズのシガーの中では世界でも最高級の一品。吸った瞬間の杉の香りと、豊な香りが余韻に残る。
  まだ吸ったことありません。
スペシャル [R] A8 \2200 4   心地よいマイルドさを最後までお楽しめる。マイルドで芳香なシガーをお好みの方には、お薦めの一品。
  ロブストサイズ。
  まだ吸ったことありません。
スペシャル [T] A4? \2400 4   トルペドタイプ故に"T"と名づけられた。4種類のたばこを独自にブレンドして作られたシガー。
  ただ、サイズは大きく近づきがたいが、実際は、楽に楽しめる葉巻。アフターディナー向き。
  まだ吸ったことありません。
スペシャル
 [ダブルR]
? \4400 4   直径20mm、長さ190mm、のダブル・ロブストサイズ。
(通常のロブストは長さ、124mm、直径19.84mm。)
  充実した味わい、経験のある、愛好家専用の葉巻。
  まだ吸ったことありません。
スペシャル [C] ? \5000 ?   ユニークな外見は、3本で一つ。3本のロンズデールサイズのシガーを一本に編みこんだものです。リボンを解いて一本づつどうぞ。別名クレブラと呼ばれていて、シガー職人が葉巻を盗むのをやめるように始まったとか、より熟成させる為にフィリピンから始まったとかいろいろな話がついて回ります。3本セットで木箱入りです。
  珍しい形ですので、実物を見たい方は、下のボタンをクリックしてください。ほぼ、実物大サイズだと思います。

  まだ吸ったことありません。

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[3] モンテクリスト

  アレクサンドル・デュマ作の「モンテクリスト伯」が名前の由来になっているこのメーカーは、コイーバ、ダビドフと並ぶ葉巻界の3大メーカーだと思う。
  設立は1935年にH.アップマンを創設したガルシア家とメンデス家によって始められ、キューバではコイーバに次ぐブランドである。
  キューバ革命後、ハバナ・シガーの先駆的存在として世界に進出し、非常に口当たりのよい、やわらかな味わいと、すばらしい芳香で世界有数のブランドに成長した。

  ただし、数本、ここのメーカーのものを吸ってみましたが、辛味が強く感じます。文献での評価の高い葉巻に期待したいと思います。

葉巻名 大きさ 値段 評価 コメント 感想
A1 \5500 5   香り、コク、味ともに非常に強く経験豊かな通向き。 とても美しく完成されたシガーでコイーバより評価が高い場合が有るハバナシガーの最高級品の一つ。
  この葉巻を作るためには、非常に大きな葉を必要とするため、生産自体が困難である。強力な土の味。浸透的で豊かな香りと燃焼時間のせいで疲れてしまう最後の1/3は信じがたいほどリッチでスパイスの味が強い。経験を積んだ喫煙者向けで、人を急速に疲れさせ、喫煙者にめまいを起こさせるほどの葉巻である。
  まだ吸ったことありません。
  一度、是非、トライしてみたい葉巻です。(しかし、あの巨大さは見ただけで、引いてしまうが。)
エスペシアル No.1 C1 \2000 3   パルタガスのロンズデールに似ているが、コク、スパイシーさ、酸味はこちらが上。 湿った土のような香りで、少し吸い込みづらい場合があり風味は硬い。点火すると急速に人を疲れさせ、酸素不足によってアロマは間欠的に性急に放出されていく。
  喫煙者にかなりの努力を要求する葉巻で、旧来のハバナスタイルのファンのみが、この葉巻を評価するだろう。アフターディナー向きであるのは言うまでもない。
  文献の感想のとおり非常に疲れる葉巻。最初はまだ青い、葉っぱの香りでハーブ的だが、中間くらいから、急に味がきつくスパイシーで土の香りに変わり、その味の変化には驚かされる。
  最初から最後まで、辛味を感じるの上に、その細さのせいで吸引しにくいためもあり、とにかく疲れる。初心者、中級者供に手を出すべきではない。
  私の評価はE-。
エスペシアル No.2 C3 \1700 3
文献により評価が分かれます。

  1.   甘みがあり木の香りがする。後半は少し辛さが目立つ。 香りが柔らかなモルトウイスキーと合わせてスパイシーな味わいを楽しみたい。


  2.   少し苦味を感じるタイプ。充実していてやわらかい風味だが最後にウッディーになり、スパイス的になる。アロマは円熟している。よいモンテクリストで香りの中に1つ定の味と丸さを保持しているが、形の成果急速に熱しやすい。
  まだ吸ったことはありません。
テュボス B3 \1800 3   パッキングの為に通常のモンテクリストよりも軽く、また緩めに巻いてある為モンテクリスト特有の香りが弱い。
  ハバナの懐かしい芳香がするがテュボスの中の各々の葉巻のカパの色がバラバラである。控えめで、土的な風味だが、終わりごろに硬さが出てくる。アロマは鈍く、テュボスに入っているためか、かなり普通の香りになってしまうようだ。
  携帯には便利。
  まだ吸ったことありません。
No.1 B2 \1800 4   植物系のやや荒削りな味わい。たいへん高貴な香りで、ロンズデールサイズを代表する葉巻。コストパフォーマンスが非常に高く、カラメルのようなニュアンスの甘みを持った吸いやすい葉巻、土の味で、荒さがある。ただし、アロマは単調。 ヨーロッパのベストセラーシガーで、午後から夕方向きのシガー。   まだ吸ったことありません。
No.2 A4 \2100 5   トルペド型(砲弾型シガー)の代表的な葉巻。強くて、とても存在感のある香り。鈍く荒削りだが、甘みを含んだ荒々しく豊かな土の味わい。強力で大量の煙を放出する。アロマは殆どないが硬くて重い。微妙さが不足しているが喫煙自体は太さのおかげで辛くはない。濃厚なディナーの後に向いている。 豊かな感動を求める経験をつんだ喫煙者向け。   ピラミデの中では最高峰の評価を受けているが、そこまで感動するものではなかった。しかし、他のモンテクリストと違い、これは十分吸いきる事が出来、アップマン No.2 と比べるとバランスもよく十分なものだろう。
  ただ、トルペド型で比べると少しサイズが小さくなるカンパーニャサイズですが、ボリバーのベリコソスフィノスの方が断然好みです。また、最近出来たメーカーですが、ベガス・ロバイナのピラミデのほうが私の好みに合います。
  私の評価はB+
No.3 B4 \1500 3
文献により評価が分かれます。

  1.   微かに花の香りがする味わい。植物系の香り。 味わいの深いシガー。アフターディナー向きシガー。


  2.   入門者向けのコロナ。これがつまらなく感じたら、葉巻き探求の道にハマってしまった人。
      土的で単調な味わい。特徴のない平坦な香りで、舌先がピリッとする。普通の葉巻。
  まだ吸ったことありません。
No.4 B5 \1200 2   ハバナのベストセラー葉巻。控えめな味わいで少し物足りない。植物系の香りがし、風味は荒く、煙の通りもなだらかではない。アロマも鈍くハバナのテーブルワインとよく言われるが、真のハバナを代表するものではない。。夕方あるいはアフターディナー向きシガー。 初心者にはあまり向かない。   ペティーコロナスサイズは色々吸ってみたが、一番ぱっとしない葉巻。兎に角、辛く感じる。巻きも硬めで、煙が吸いづらい。これを吸うならアップマンかパルタガスのペティーコロナスのほうをお勧めする。(ロミオ・イ・フリエタは、モンテクリストとは味のタイプが違うのではずしました。コイーバはおいしいが値段が高すぎるので比較対象としていません。)
  私の評価はF-。
No.5 B8 \1100 2   少しの間、ハバナの甘い芳香を楽しみたい時などには良い。燃え方が早くはっきりした苦味が残る。非常に、固い葉巻。
  木の実の味わいの後にハーブ系の味わいがする。押さえ気味だが広がりのある香り アフターランチに合うシガー。エスプレッソコーヒーと合う。ただし、これを吸うならパルタガスの「ショーツ」やパンチの「ペティーパンチ」の方がより楽しい。
  まだ吸ったことありません。
ホイタス C7 \900 1   本の少ししか時間がないときなどにはいいが、サイズのためか辛く感じらが、このブランドの特徴はよく捉えている 気軽に楽しめるサイズ。香りはしっかりとしている。
  初心者向け。葉巻というよりシガリロのような感じがする。急速に加熱することに注意が必要。
  まだ吸ったことありません。

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[4] ロメオ・イ・フリエタ

  ロメオ・イ・フリエタは、1857年に作られた古いキューバ・ブランドの一つである。
  今日、提供されている品は多種多様で、厳選されており、その風味は一定の存在を誇っている。
   世界的なハバナ・シガーブームの先駆けとなったブランドで、ロメオ・イ・フリエタは伝統的に豊かなアロマとサイズでイギリス人の好みに合わせてある。
  シガーをこよなく愛した英国首相サー・ウィンストン・チャーチルに敬意を表し、葉巻の通称名「チャーチル」サイズを最初に開発したのは、このメーカーである。
(それ故か知らないが、通称チャーチルと呼ばれるサイズの規格名が、フリエタになっている。)

葉巻名 大きさ 値段 評価 コメント 感想
チャーチルス A3 \2600 5   チャーチルサイズの基本となる葉巻。
  強力で豊かな香り、それでいて、柔らかなアンバーと蜂蜜の成熟した味わいがある。
半ばウッディー、半ばスパイスの調子で、強力な風味があり、非常にパワフルでリッチ。
   経験のある喫煙者向け。
  はじめは、ペティー・コロナスと同じように、少しグリーンな香りがするが、2、3回吸うとココアやチョコレートの香る土系の味に変わる。
  最初の3分の1までは、気軽に吸えるタイプ。3分の1を過ぎると、非常においしくなり、バランスよく、全ての要素が深みを増してき、パンチ・パンチの延長線上にあると思う。
  ここまでは、初心者には難しいかもしれないが、葉巻に少し慣れてきた人なら、おいしく吸えると思う。ただし、3分の2から、4分の3を過ぎた頃から、かなり強力な味わいになり、サイズ的にも疲れ始める頃だけに、人によってはつらくなる可能性がある。
  ただし、重くなると言っても、全てのバランスを保った上でのことなので、このサイズに慣れれば、非常においしく吸える葉巻であることには違いないだろうと思う。
  私の評価はS-
エクシビシオン
 No.2
リミテッド・エディション
A2 \3000 ?   カラメルの様な香りと共にコクのある煙が楽しめる。 ロメオ・イ・フリエタの代表的な香りに、焦がした樽の様なノートが感じられる。   まだ吸ったことありません。
エクシビシオン
 No.3
A5 \1700 4   すばらしくバランスの取れた葉巻。
  土的で、スパイスなアロマは強力。
そのスパイスとフルーティーな香りが程よくミックスされた一品だが、精妙さに欠け、あまり洗練された味ではない。
   熱心なシガーファンで、かつ、経験を経た喫煙者に試して頂きたい一品。
  まだ吸ったことありません。
エクシビシオン
 No.4
A7 \1700 4   複雑でエキゾチックな香り。濃い味わいは愛好者向け。ハーブ系で砂糖と花の香りをミックスした味わい。
  始めの3分の1は非常に豊かで陽気な感じだが、燃焼中にフルーティーな甘さのアロマチック名風味になる。
  豊かさと微妙さを兼ね備えた、新しい、ハバナ新世代の代表的な葉巻で、シガーの中の逸品。生涯に1度は賞味すべきもの。非常に良い アフターディナーに。
  まだ吸ったことありません。
  先日購入しました。
セドロス
 DX-No.1
B2 \2000 ?   上品な香りとスムースなドローが特徴。
  マイルドな喫味は初心者でも充分に楽しむ事ができる。
  まだ吸ったことありません。
セドロス
 DX-No.2
B4 \1500 2   杉の香りがする軽い葉巻。風味は強くないがフレッシュで気楽なハーブの香りがする。
   穏やかで心地よい花の香り、スパイシーでいてフルーティー、自然な甘さ。 コロナスの中でも甘い香りのひとつで、最も軽い。
  ただし、あまり味覚を満足させないものなので、上級者より初心者向けのシガー
  まだ吸ったことありません。
セドロス
 DX-No.3
B5 \1400 2   平凡な味わいで物足りないもの。ただし、初心者には、それが安心感を与える。
  軽い風味で単調。柔らかな喫味とハーブの様な香りを持った甘さがある。
  「楽に吸えるが、ハバナの真の姿でない。」と言う意見と、「ハバナシガーの特徴を知る上で入門用としてお薦めできる。」という意見に分かれる。
  まだ吸ったことありません。
No.1-DX B2 \1600 2   テュボス(チューブ)に入っているので、保管状態が悪い場所に保管せざるおえない時は良いが、それ以外の場合は、コロナスのほうがお勧め。
  木の香りと湿った大地の香りを少し含んでいるマイルドな味わい。
  テュボス入りながら雑味が少ないコロナサイズ。
  まだ吸ったことありません。
No.2-DX B5 \1400 ?   軽く感じられるが、味わいはとてもクリーミー。
  丁寧に巻かれているペティコロナ。
  まだ吸ったことありません。
No.3-DX C6 \1300 ?   スパイシーさが弱くスムースな感じ。
  確かに感じられる天然の甘さを持っている。
  まだ吸ったことありません。
カサドレス B2? \1400 3   長さ 162mm、直径 17.46mm サイズのセルバンテ(ロンズデール)。
  非常に力強く、荒削りで全ての要素が強力に感じられる。
  生き生きとした暴力的な葉巻で、風味はスパイス味だが最後の部分に至って非常に強力になり、まさに、喫煙者と葉巻の戦いになり、吸い込むのが困難になるほどの存在感がある。
  スペイン語で、「ハンター」を意味するこのシガーは文字通りアウトドアに最適で、狩をした後にでも吸うような強い味わい。普通の喫煙者には強すぎるのでタフな喫煙者以外は手を出さないほうが無難。
  このブランドの中で、最も強力な葉巻である。
    軽く、人が吸っているのを吸わせてもらいましたが、一発目に腐葉土や、アンモニアのような臭いが口の中に広がりました。それ以降も味の変化はそれほどなく、パワーがあるというか変わった香りが最後まで続いたようです。
  シガーに慣れてきた人が、興味本位で吸うシガーのような気がします。全部吸いきっていないので、まだ評価はしません。
コロナス B4 \1500 3   バランスが取れ愛好家から初心者まで楽しめる葉巻。
  楽しく楽な気持ちで吸え、ウッディーで控えめなグリーンの調子のアロマ。
  マイルドな味わいながら時折濃厚な甘さが楽しめる。強すぎもせず、やわらかすぎもしない優秀な葉巻。
  モンテクリスト .4 と並び、ハバナシガーで非常にポピュラーな一品。
  まだ吸ったことありません。
ペティ・コロナス B5 \1100 2   甘さと酸味が軽やかに感じられる優れたペティコロナ。控えめな印象だがバランスのとれた優れた葉巻。   最近のSivaji の、お気に入り。エディー・ゲレロさん(WWEのレスラーではありません。念のため。)も、これがお好きでしたね。
  安定した味わい。洗練されているとはいえないが、深み、味わい、香り、全てが中庸で、バランスが良い葉巻です。気軽に吸えます。
  ワインに例えるなら、プィィ・フュイッセ、もしくはボノムのマコン・ヴィレといった感じ。
大変おいしい葉巻です。
  はじめ一瞬グリーンな感じ。味わいも、草と土の中間。マイルド。刺激は殆ど感じない。ただし、最近では少し物足りなくなってきましたが、2本吸う予定の時の最初の1本には適しています。
  私の評価は *C-。

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[5] パンチ

  マニュエル・ロペスによって始められた現存するブランドの中では最古のものの一つで、1840年に設立されている。不当に低い評価を得た時期もあったが、シガーの持つ高いクオリティーから、ここ数年、改めて評価が高まっている。
  パルタガス、モンテクリスト、オヨ・デ・モンテレイと並んで偉大な葉巻系列を生産している。

葉巻名 大きさ 値段 評価 コメント 感想
ダブル・コロナス A2 \2000 5   オヨ・デ・モンテレイのダブル・コロナスとパルタガスのルシタニアスの中間に位置する。スパイス的で蜂蜜を感じる。アロマは、はっきりしているが荒々しくはない。ただし、最初はそれほど自己主張しないが、徐々に風味が高まってくるので、時として経験の有る喫煙者でも疲れることがある。25本入りと50本入りでは後者の方がはるかに品質が優れている。
  地味な愛煙家の為の素晴らしい葉巻き。
  非常に楽に吸えるダブル・コロナ。味わいの変化はないわけではないが、急激に強くならないので吸いやすく感じる。終り間際になると、かなり強力な土の味を感じさせるがつらくはならなかった。
  このサイズをはじめて吸ったのだが、十分吸いきれた。出来ることなら、半分を過ぎたあたりから、後半の強さが出てくればもっと満足できるものになると思う。シガーに慣れてきた人にはお勧めできる一品。
  私の評価はA-
チャーチルス A3 \2400 4   ダブルコロナスのほうが断然優れているが、決して悪い葉巻ではない。 豊かな自然の恵みを帯びた土とスパイス的な、とても落ち着いた香りのする葉巻。 アロマは控えめで、容易に燃えてくれるので喫煙者を疲れさせない。パンチの大型サイズへの手引きとなる1本。   まだ吸ったことありません。
パンチパンチ A5 \1600 4   程よいサイズのアロマチックなハバナで、非常にバランスが良い。蜂蜜のように甘く、やや酸味がある。快活に燃え、スパイシーないい香りが漂うバランスの取れたエキゾッチックな味わいのシガー。素晴らしいコロナ・ゴルタのひとつ。食後向き。初心者向きではない。   最初から土的な香りがする。甘く、中盤に差し掛かると、蜂蜜やココアのような香りが口いっぱいに広がり、最後は各々がバランスよく広がってくる。
  決して疲れることはなく、マイルドでありながら、コクもしっかりあるので、少し葉巻に慣れてきた人には、お勧めする1本。ロミオ・イ・フリエタのペティー・コロナスなどに満足できなくなったら、これをお勧めする。私の評価はA−。
ロイヤルセレクシオン
 No.11
A5 \1800 2   力強く充実したシガー。 変わった種類のハバナでもある。   まだ吸ったことありません。
ロイヤルセレクシオン
 No.12
B5 \1300 2   柔らかで滑らかな煙とわかりやすい甘さがある。フラットな味わい、後味の悪い苦味が残る。   まだ吸ったことありません。
コロナス B4 \1300 2   シンプルな味わいだがバランスが非常に良い。ただし、コロナサイズではロミオ・イ・フリエタやパルタガスのもののほうが優れている。
  風味は充実しているし、良く燃える。土的で、スパイス、蜂蜜などを感じるアロマは少ししかない。複雑性や手の込んだ精妙さがなく、魅力も無い。
  まだ吸ったことありません。
ペティーパンチ・デルクス B8 \1000 2   大変スイートな味わい。キャンディーに似た香り。 刺激は弱く、コーヒーによく合う。
  少ししか時間が無い時には良い。
  まだ吸ったことありません。
ペティーパンチ B8 \1000 2   凝縮されたアロマや甘さが目立つ一品。
  非常に良く出来た、トレ・ペティ・コロナである。アロマチックな風味で、スパイス味と土のアロマで相殺された控えめなアロマは蜂蜜を感じる。燃え方は完璧で楽しく、用意に接近できる日中の葉巻で、初心者には理想的なハバナである。
  まだ吸ったことありません。

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[6] オヨ・デ・モンテレイ

  カンセ・ヘネルが1867年に創設した老舗ブランド。名前の由来は キューバ西端のヴェルタ・アバホの町サン・ホァン・イ・マルティネスにある有名な所有地から出ている。非常に甘い、柔らかく繊細な軽い味わいでアロマチックなタバコ葉を生産する。やわらかく微妙で、軽くて近づきやすいことで有名。このやわらかさは、風味の不足になるかもしれないが、このブランドは依然として偉大なるハバナへの楽しい休息点であり、現在でも多くの愛好家たちを惹きつけて離さないシガーブランド。

葉巻名 大きさ 値段 評価 コメント 感想
ダブル・コロナス A2 \2800 5   甘いバニラのようなアロマ。ベルベットのような柔らかな円熟した味わいで、香りは豊か。 特に柔らかいダブルコロナサイズの代名詞的な存在。
  非常に愛好家が多く、すばらしい。丸くて豊かで複雑で固くなく、アロマチックな葉巻。アロマは花のようで、それでいてウッディーでもあり、殆ど人を圧倒しない。燃え方も平均的であるが、ゆったりとしている。ダブルコロナサイズを始めて吸う人にお勧めできる1品。軽いディナーなどの後にお勧めする。家で一人で楽しむのに良い。ただし、豪華な重い食事の後にはお勧めできない
  まだ、吸ったことがありません。
チャーチルス A3 \2400 4   アロマは優美でウッディーで、微妙な味は非常に複雑で、少しも攻撃的ではない。まとまりのある上品な軽さで、最初の2/3はやわらかく、穏やかで終わり間際になって香りが増大する。やわらかく楽しいチャーチルサイズ。ただし、ダブルコロナのほうが断然、優れている   まだ、吸ったことがありません。
エピクール
No2
A8 \1800 3   控えめな風味は、とても軽いウッディー。アロマも控えめで軽いウッドと花のよう。重厚な外観に反して実際は軽い口当たり。太さのおかげで楽に吸えるが、時には単調になってしまう。
  接近しやすく魅力的だが、ロブストとしては軽すぎ主体性が感じられない。ロブスト好きの求める豊かさが無いので、愛好家には物足りないが、初心者には最高の葉巻になる
  まだ、吸ったことがありません。
ショート・オヨ・コロナス B5 \1100 2   ハバナの初心者向けのライトな葉巻。   今まで吸ったもののうち、1本は巻きが固くて評価の対象にはなりません。もう1本も巻きがかなり固く、この葉巻本来の味ではなかったかもしれませんが、中庸より少しからく、終わり間際に土の香りが立ってきた葉巻でした。
  とは言え、最初はグリーンな感じでもなく、中庸だった気がします。評価を下すには後、数回吸ってからにしたいです。今のところはD-
ル・オヨ・ デ・ ディユ B3 \1700 3   オヨ・デ・モンテレイのセカンドラベル、「ル・オヨ」シリーズの一つで、このシリーズ中では最大の葉巻。ファンは多い。
  太さがあるため煙の量が多く、風味は非常に強力になる。木の香りを伴う、蜂蜜と果物のような味わいで、しかし後口は極めて苦い。。燃え方はゆっくりだが平均的で、それに伴いさまざまなアロマが出てくる。「ル・オヨ」シリーズでは最上のハバナだが、生産年によっては最高といえない時もある
  まだ、吸ったことがありません。
ル・オヨ・デュ・ ロア B4 \1500 2   ハーブテイストで香りは控えめな葉巻で、活き活きとした風味。バランスの取れた蜂蜜の香りがし、口当たりは軽く豊かな味わい。
  他の「ル・オヨ」よりも直線的で固めなタイプ。燃え方は平均している。ただし、コロナサイズにしては軽いので、通常のコロナサイズにあるものを期待してはならない。ライトな味わいが好きな人のためのコロナ
  まだ、吸ったことがありません。
ル・オヨ・デュ・ プリンス B6? \1200 2   甘いブーケの香りが生き生きと香り、ウッディーでフルーティーな味だが、かなり固い。 速く燃え上がるが、熱くなり過ぎない。このサイズでは変わったタイプで、アロマが充実していて 小さいながらもリッチな味わいなので、小型で活発な葉巻を求める経験者のための葉巻であり、初心者向けではない。楽しめるが、このサイズでは他にもっといいものがたくさんある   まだ、吸ったことがありません。
ル・オヨ・デュ・デプュテ ? \1000 2   控えめで甘酢っぱい。砂糖と蜂蜜と花の調子を伴った控え目な味わい。きわめて活発で、このサイズでは性急なところがある。最高級葉を使っている。 コーヒーによく合うが、初心者には活発すぎる   まだ、吸ったことがありません。
ル・オヨ・デュ・メール C9 \900 1   そのサイズのおかげで休息に加熱し、酸味のある味わい。軽く蜂蜜的で酸味を感じるアロマは控えめだが、充実感のある香り。
  ハバナの印象を伝えるものではないので、これからハバナを吸おうと言う初心者には推薦できない。このサイズでもっとハバナらしいものは他にある。飾り気がなく、割に地味で午後の一時に合うシガー。
  まだ、吸ったことがありません。

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[7] ハーマン・アップマン

  創業者であるハーマン・アップマン氏はもともと銀行家で、ブランドは1844年に誕生した。
   強力な土の味のする葉巻が英国史上に適合してし人気を博し、現在でも、ハバナの伝統に忠実な豊かで土の香りを保っている。 ( 優雅で軽い味わいが特徴と書かれていた文献もあったが、個人的には、前者が正解と思う。)
   尚、個々の箱には彼のサインが印刷されている。

葉巻名 大きさ 値段 評価 コメント 感想
サー・ウィンストン A3 \3000 5   生産量が少なく希少価値が高い。英国人が伝統的に求めてきた強力なアロマと複雑な土の味が強い濃厚な味わい。荒々しく、大量の煙を口内に放出する。複雑で土の香りが強い風味だが、アロマは決して魅力的ではないものの、強力な葉巻を求めているベテランには非常に良い葉巻となる。その力を味わうには喫煙者に一定量のスタミナを要求する   まだ、吸ったことがありません。
マグナム46 A5 ? 2   苦味が強く、楽しめない理解できない葉巻   まだ、吸ったことがありません。
スーパーコロナス ? ? 4   すばらしい香りのコロナ。杉にくるまれてくる   まだ、吸ったことがありません。
コネスール
No1
A7 ? 2   主体性が感じられなくフラットな葉巻。非常に軽い風味はすばらしいが、余韻が短く、かすかにウッディーな感じ。控えめなアップマンで、容易に接近できる。十分楽しいが、特徴が無いので、通常の葉巻。日中の葉巻   まだ、吸ったことがありません。
ペティ・コロナス B5 \1200 2   小型サイズの葉巻なので、女性や初めての方にも最適。コロナサイズより小型な為少し粗さが残るが高品質のプチコロナ。 ケネディー大統領が愛用し、有名な話が残されている。 今日の日本ではもっと良いハバナがたくさん選べる。   スパイシーで、荒くて、少しばかり辛さを感じる。土的な香りも強く、初心者向きではない。バランス的にはそれほどよくは無いが、自分自身では気に入っている。ロミのペティコロが、品のいいボルドーワインとすると、こちらは、ローヌのシラー種の強めのワインといった感じ。ただ、サイズ的に中級者以上なら問題なくすえると思う。本の評価は高くないが、悪くは無い。
   「小型サイズの葉巻なので、女性や初めての方にも最適。」という記述は信じない方が良い。このサイズなら、ロミオ・イ・フリエタのペティーコロナスのほうが、はるかに初心者に向くと思う。
  私の評価は C+
アップマン No.2 A4 \2100 3   「ちょっと甘めでとっつきやすい。」
  という意見もあるが、
  最初は穏やかで、徐々に風味が増していく。ただし、モンテクリストNo2の方が、お勧めできる。特殊な風味、強力で豊かだが微妙さは、まったく無い。 しかし、存在感は強烈で、風味の拡大は爆発的で、最後まで続く。アロマは土的でストレート。元来、トルペド型の風味とアロマを保っている唯一の葉巻。初心者にはまったく向いていない。
  という意見もあり、後者の方が的を得ていると思う
  非常にバランスが悪く、荒いくせに深みが今ひとつ。モンテクリストNo2 のほうが優れている。ただ、それ以上にボリバーのベリコソスフィノスや、ベガス・ロバイナのトルペドのほうが優れていると個人的には思う。
  私の評価はB-。
アップマン No.4 B5 \1200 ?   掲載されていません。   まだ吸った事はありません。

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[8] パルタガス

  ドン・ジェイムス・パルタガスによって創設されたパルタガスは誕生した正確な年代が不明で1827年、1843年、1845年の説があり、キューバ最古のブランドの一つである。。「素朴で荒削りなところが魅力」と言われているが、非常にデリケートなフレーバーもあわせ持つブランド。
  個人的には好きなブランドで、全体的に、甘く、土の味が強い物が多く感じる。

葉巻名 大きさ 値段 評価 コメント 感想
ルシタニアス A2 \2800 5   荒々しい野性的な味わい、皮のような香りで、はっきりとしたウッディーな後口が残る。次第にスパイス的なエキゾチックな香りになり強力なアロマが口の中に広がるが、喫った後にすっきりとした木の香りを残す。
  最良のダブルコロナスの一つで、この葉巻は熟成に時間をかけるべきものである。尚、25本入りキャビネットとと50本入りキャビネットでは品質に差があり、50本入りのものの方が良い。
  葉巻通向きの一本。
  はじめの半分はパンチのダブルコロナを少し強くした感じで、気軽に吸え、それほどの変化も感じなかった。しかしながら、半分を過ぎたあたりから、急に、しかも強烈に変化しはじめる。
  ボリバーとは違った強烈な風味。口の中にまとわりつくような深みのある香はまるで、糖蜜を燻したかのような感じを受けた。それまでの、少し重めの葉巻の感覚と違いすぎて、経験の無い人が、これを初めて吸った場合、かなり驚き、疲れるかもしれません。
  かなりリッチなディナーの後で無いと、吸えそうに無い葉巻だと思う。しかしながら、その味わいの深さ、風味の素晴らしさは特筆すべき葉巻だ。
   私の評価 S-
セリーD No4 A8 \1900 4   非常に強力で初心者には近寄りがたい。風味はかすかにウッディーで、スパイシーな快い植物系の味わい。砂糖、蜂蜜と植物系のミックスされた香り。アロマの豊かさに喫煙者は驚くかもしれないが、一度は味わってみるべき葉巻。   本に書かれているほど強力な感じはなく、スパイスと土の味が最初から最後まで変化無く続き、太さのおかげもあってか吸いやすい葉巻で、ヴィンテージポート3種類と飲んだが、十分だった。有る意味、コロナスのほうが味の変化が大きく、吸いづらいような気がする。総じてロブストサイズは疲れずにすえる気がする。
  ただし、それでもかなりパワフルであることには違いないので、初心者は手を出すべきではない。
  私の評価はA-
8-9-8 
(セレクション)
バルニシュト
B1 \2000 4   すばらしい香りの葉巻だが燃焼がよくない。火が消えやすい。重くリッチで最後の強烈な味わいに酔わされる。フィニッシュは爆発的で豊かな香りを好むハバナが好きな人にとっては食事の締めくくりに良い。
  ハバナのシャネルNo5といえる。通向きのシガー。充実した葉巻
  まだ吸ったことがありません。
セリー・コシュナール No1 C1 \1800 5   すばらしくアロマチックで燃焼も良く、口当たりもマイルド。このサイズ葉巻が固かったり、燃焼が悪かったりするが、これにはそれがない。 サイズの割りに良く燃え洗練されたアロマ。決して控えめな葉巻ではない。終盤は特に強力になるので、いつでも楽しめる葉巻ではない   まだ吸ったことがありません。
コロナス B4 \1400 3   パルタガスの昔からの一品。木の香りと蜂蜜の甘さがあるが少し辛い。琥珀のようなタッチの風味で吸いやすいが、きわめて強力。アロマはウッディーで優美で豊かな葉巻。喫煙者を疲れさせない。 葉巻で味わえるほとんど全ての要素が感じられる。
  初心者から愛好家まで満足させられる数少ない立派なコロナ。
  最初はグリーンな感じ。少しして、強力な土的な香りになってくるが、モンテクリストのエスペシアルほど辛くなく、最初は少しばかり辛く感じるが、後からは甘みも増してくるので、それほど疲れることなく、おいしく吸える。
   このサイズで味に変化があるのは面白い。なかなか気に入っている。が、初心者には向いていないと思う。B-
ペティ・コロナス B5 \1100 2   ペティ・コロナスながらしっかりとした味わい。 アウトドアで楽しみたい葉巻。
  初心者には少し強すぎるかもしれないが、大型の葉巻の愛好家には楽しいペティ・コロナスとなる。風味は、優美さや、やわらかさ、精妙さに欠け、控えめなアロマはわずかにスパイス的だが、あまり魅力的ではない。急激に熱くなる傾向がある。サイズは小さいが軽い葉巻ではない
  無難に吸える葉巻。コロナと比べると味に変化が少なく、普段吸うにはいいだろう。ロミのペティ・コロナスを全体的に少し強くした感じ。
  私の評価は、C-。
PARTAGAS DE LUXE \1000   本には載っていません。   サイズは、ほぼペティー・コロナスと同じサイズで、金色のチューブに入っている。
  非常に、まきがソフトなので、吸いやすい。バランスも良いが、いささか物足りなさも感じる。
  気軽に吸えるので、紅茶などと一緒にも楽しめそうだ。
  私の評価は *E-。

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[9] ボリバール

  ボリバールと言うブランド名は南米ベネズエラの英雄、シモン・ボリバールという革命家の名前に由来する。1901年に創設され味の強さと粗野な土臭いスパイシーな味わいが特徴。1950年代にシフエンテに買い取られ一気にブランドイメージを上げた。
   モンテクリスト、ロミオ・イ・フリエタ、ラモン・アロネスと並んで英国人に好まれている。シモン・ボリバールはスペインの支配から南米大陸を開放した為、スペインではいまだに、ボリバーの葉巻の取扱はほどんどありません。
  力強い味わいと、生のままの土の香りのするスパイシーな性質が特徴で、前述したように、シガー通が多いイギリスの愛煙家に好評を博しているが、その特有の味わいは、すべてのスモーカーに向くというわけではない。

  個人的には一番好きなメーカーです。

葉巻名 大きさ 値段 評価 コメント 感想
コロナス・ヒガンテス A3 \2300 5   土の香りが非常に豊かで、充実した風味を持つ。わずかに酸味が感じられる。喫った感じはスムースで最初の頃は甘い感じがするが、徐々に味がかわり、やがてロブストのようなしっかりとした物にかわる。
  燃焼は平均していて、香りの増幅は最後まで一貫している。後半の1/3は充実した土の風味を出すが、果実味にはかける。それにもかかわらず、優れた品質といえるこの葉巻は、経験のある喫煙者には非常に良好なチャーチルサイズといえよう。
  強力な土の味と、心地よいスパイスの風味が口いっぱいに広がる。味わいの変化はロミのチャーチルほどは無く、ロミのチャーチルほど後半疲れることは無い。すばらしく濃厚で、十分熟成をしたヴィンテージポルトや、トゥイニーポート、コニャックやマルティニックのラム酒の他、シャルトリューズなどの甘口のリキュールでもおいしくいただけます。
  今まで吸った中では、私の一番の好みです。是非、ここのダブル・コロナサイズを吸ってみたいものです。
  私の評価は、S+
ベリコソス・フィノス A6 \1800 5   はじめは、グリーンな香りをわずかに漂わせる、土とスパイスの香りがする。香り高く味わい深い大地の風味。豊かさのある洗練されたボリバーの逸品。
  少し辛味を感じるが、圧倒的なパワーがそれを押し切り、決して不快ではなく、辛さが1本のしまりを感じさせる。酸素の補給が十分で、きわめてアロマチックな葉巻。太さのおかげで喫煙自体は楽。ただし、徐々にその本性を現し最後の3分の1は、かなり強力な土とスパイスの味になる。初心者は手を出すべきではないが、強めの葉巻が好きな中級者には、お勧めできる1品。
  モンテクリストNo2 よりも優れたトルペド
  本の評価では辛いと書かれていますが、私はまったく感じませんでした。ヒガンテスほどではないにしろ土の味がしっかりしていて、パワフルな葉巻です。トルペド型では一番の好みです。ヒガンテスより気楽に吸えるので、最初に軽めのものを1本吸い、後で、これを吸う事も出来ます。ヒガンテスをつらく感じる人にはお勧めです。
  私の評価はS+。
ロイヤル・コロナス A8 \1700 3   たっぷりとした煙と重さのあり、シナモンやナツメグに似た甘さを持つ味わい。香りはかなりスパイシー。
  非常に良好な燃焼で土的なスパイス。バランスの取れた感覚を味覚に残す。スパイス的なアロマはすぐに空中で消えてしまうが、その豊かな燃焼は喫煙者を驚かせることもある。
  軽い食事の後や、日中の葉巻として、よいものである
  まだ吸ったことがありません。
ゴールド・メダル B2 \2000 2   非常に頑丈で荒々しい。土的な調子の風味は燃焼中一貫して増強されていく。思いアロマに飛んでおり、土的なスパイスは空中に長くとどまり不器用な風味を作り出す。かなり強力で、覚悟して吸う事   まだ、吸ったことがありません。
コロナス・エクストラ ? \1600 4   強力な複合的な味わい。非常に強くて豊かな風味はスパイス的で土的である。思いが一貫した葉巻で均等にゆっくり燃える。スパイス調の殆ど酔っ払うかのようなアロマを出す。精密で経験ある吸い手の嗜好にあうように出来ている。サイズ的にはコロナより少しだけ太い   まだ、吸ったことがありません。
コロナス B4 \1500 ?   豊かな香りとコクのある味わいで、ボリバー特有の土のような香りを持つシガー。しかし、他のボリバーと比較すると少し香りが弱い印象を受ける   まだ、吸ったことがありません。
ボニタス B6 \1100 2   ボリバーの濃密な風味を気楽に楽しめるロンドレサイズ。   ボリバーにしてはライトな感じ。本の評価ほど、濃密さは感じなかった。
  ボリバーの体験版としてこれを吸って、他の物に手を出すと、大分感じが違うように感じてしまう事もあると思う。
  とは言え、初心者がボリバーに入るときは、これからにするべきか。
  私の評価は C-
デミタス C9 \800 2   愛好家向けの小型の葉巻。   まだ、吸ったことがありません。



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